GLASS TOMORROW
ピアノを中心に自身初となるヴァイオリンとチェロを取り入れた作品集。
本作は静的であると同時に力強く奏でられ、作品の表裏を弾ききっていく。
本作の楽曲は、 旋律を先に作りそこから和声を組み立てていく手法をとり、より聴く者の深部へと届く。
M1 「冬の花火」では、過去を懐かしむような浮遊感のある旋律から始まる。 M3「タイスの瞑想曲」では、演奏のテンポを落とすことにより、 旋律がより冴え、多くの人に既に聞かれてきた楽曲の新たな豊かさに気づく。
元はソロピアノの作品である M10「she was the sea -trio ver-」は、 ヴァイオリンとチェロを加えアレンジし、原曲の純度の高い旋律を生かしたまま、 時の洗礼に耐えうる音楽の強度を高めた。
アルバムタイトルでもある M11「GLASS TOMORROW」は、 この曲が出来たからこのアルバムを作ったと横山が言うように、 本作の肝心として、繊細に、そして力強く鳴り響きフィナーレを飾る。
本作では、ヴァイオリニストの根本理恵、 チェリストの鈴木知聖が演奏に参加している。
写真は原田教正の作品。 果物たちが明日を待つ人の姿のように見え、 本作 GLASS TOMORROW について、
「この曲が明日を待つ誰かの何かになれば嬉しい」
と語る横山の想いと重なった。
デザインは横山のアルバムやコンサートのディレクションを手がける山口明宏。本作は fete musique と横山自身のレーベル nagi label との共同制作リリース。
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とある朝GLASS TOMORROW の旋律が生まれた。この旋律が出来たとき僕は思った「この曲があれば先に進める」と。
日々はきっと ガラスのように壊れやすい。僕がその旋律に救われたように この音楽が明日へと進むすべての人の“何か” になれたら嬉しく思います。
Text by 横山 起朗
GLASS TOMORROW告知映像
https://www.youtube.com/watch?v=A3wB6fJhu6E
GLASS TOMORROW
発売に伴い全国ライブツアーを行います
ご予約はこちらより↓
https://lit.link/glasstomorrow
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[Track List]
1. 冬の花火
2. sundial
3. ダイスの暝想曲 4. 34
5. water
6. fragment
7. turning
8. sopot
9. evening tide
10. she was the sea - trio ver - 11. GLASS TOMORROW 12. 窓の外は移り変わる
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品番:FETE-013 / nagi-070
フォーマット:国内盤 CD
ジャケットフォト:原田 教正
ジャケットデザイン:山口 明宏
定価:¥3,000 (Tax in)
発売元:fete musique / nagi label