SOLD OUT
夜になるとうまく話せることがある。語る相手は自分であったり誰かであったりする。
そんなとき人々をそっと迎え入れる場所の一つがBARだ。
世界は閉ざされてしまい街の灯りが消えたままになった時期に、
横山起朗が足繁く通うバーのバーテンダーとの電話での会話から、
この時期お店に伺うことは叶わないけれど、空間を家でも体感出来るような、
そして、カウンターでの再会を約束するような映像作品を制作しましょう、となった。
それで完成したのが毎週夜に公開された8つの映像作品 after dark である。
カウンターに座ったら、隣からひっそりと聞こえてくる会話とその合間に流れるピアノの曲。
本作は after dark のために作曲された音楽を収録したものである。
「眠れないとき、または眠りたくない時に聴いてもらえたら嬉しい」横山起朗